アーユルヴェーダサロンを開こう! ~ サロン開業に必要な条件② ~

サロンを開いたらどんな生活になるだろう?どんな良いことがあるんだろう?どんなリスクがあるんだろう?・・・”想像”することからサロン開業は始まります。

前回のブログに書いたとおり、

アーユルヴェーダサロン開業に必要な第一条件は、『アーユルヴェーダを好きなこと』です。

その大好きなアーユルヴェーダとこの先の人生を共に生きる、

そのひとつの形が“サロン開業”だと思います。

・・・アーユルヴェーダとともに生きる・・・

アーユルヴェーダとともに生きる形は人それぞれです。

・自分や家族の体調管理のために、アーユルヴェーダのセルフケアや食事法を実践する人

・人生の充実(生涯学習)のために、アーユルヴェーダの学習を続ける人

・アーユルヴェーダ普及の礎となるように、研究や論文に打ち込む人

・これからの学習者の助けとなるように、外国語のアーユルヴェーダ書籍を翻訳する人

…アーユルヴェーダを好きな気持ちとともに、一人一人の個性にあった、自分らしい生き方があることでしょう(*^-^*)

アーユルヴェーダサロンを開くことは、アーユルヴェーダとともに生きるひとつの形、生き方だと私は思います。

・・・想像力と実行力・・・

今回はサロン開業に必要な条件として、『想像力と実行力』を上げたいと思います。

アーユルヴェーダサロンを開きたいと思ったら、開業についていろいろ想像してみましょう。

…というか、”勝手にどんどん想像が膨らんでくる”というのが自然だと思います。

そして、その想像が楽しくて、止まらない!

好きな彼ができたときに

「告白したらどうなるかな?」

「どんなデートになるのかな?」

「こんな服は好きかな?」

「嫌われないかな?」

…など、良いことも悪いことも、いろいろな場面を次から次に想像しませんか?

本当に好きなときには、こんなふうに、どんどん想像が膨らんで、いろんなイメージが沸いてくるものだと思います。

細部にわたり想像力を働かせて、具体的なイメージをもつことが、サロン開業に必要な2つめの条件だと思います。

サロンを開いたら、一日が、一ヵ月が、一年が、将来が、どんな生活になるかな? 

どんなサービスを提供したい?お客様にどうなってほしい?私はどうなりたい?

サロンのコンセプトは?どんな雰囲気のサロンにする?

最初はこんな感じの概要から想像していくことになりますが、

サロン開業をリアルに想像すると、連鎖的に具体的なことが次から次に浮かんできます。

例えば… 

施術は一日2名様まで、施術用と浴用でフェイスタオルは1日につき6枚必要かしら。

フェイスタオルの素材は?色は?大きさは?1枚当たりの予算は?

どのお店で仕入れる?

保管場所は?

どのくらいで乾く?

ストックは何枚必要?

オイルのついたタオルの洗濯方法は?

洗剤はどんな種類が必要?

洗剤類の保管場所は?

お客様の目につかないで洗濯ものを乾かす場所はある?

といった具合に、フェイスタオルひとつでも連鎖的に想像が広がっていきます。

次に必要なことは、想像したことを現実にするために、

いつ何をするという予定表を作り、実行に移していくことです。

予定表には、資金調達(事業計画)、許認可、契約、工事、広告、仕入…などがあります。

誰も指示をしてくれませんので、自分でリーダーシップをとって、イメージしていたことを、予定表にそって実行にうつしていきます。

想像が具体的であれば、実行がスムーズにでき、

想像がぼんやりしていると、実行が難しくなります。

この『想像力と実行力』は、サロン開業に必要なだけではなく、日々のサロン運営にも必要なことです。

どこかの会社に雇われてセラピストをする場合、マニュアルやルールに従って、上司や先輩の指示や指導のもとに業務を遂行したらいいのですが、

自分でサロンを開業する場合、マニュアルもルールもなく、上司や先輩の指示や指導もありません。

お客様に、安全で、快適で、最良のサービスを提供して、

満足のいく良い仕事を遂行するためには、いつでも『想像力と実行力』が必要になります。

想像して→実行する、このことが「面白い!」と思えるならば、サロン開業は本当に楽しい仕事になるかと思います。