台湾の旅日記です。菜食料理と薬膳を体験してきました。
今回はインドでもスリランカでもないのですが、
もっと近くて、菜食料理&薬膳天国の台湾に行ってきました。
初台湾なので、事前にネットでいろいろ調べたのですが、
どこかの誰かのSNSやブログや旅行サイトのコメントなど、
本当に本当に役立ちありがたかったです!!
私の旅日記も、いつかどなたかのお役に立てればいいなーと思います。
今回のテーマは菜食料理と薬膳の研究でしたので、
滞在中のお食事は全て菜食縛りにしました。
日本では、菜食を提供するレストランはほんのわずかですが、
台湾では、だいたいどこでもベジタリアンは食事には困らないそうです。
「本当に困らないほど菜食レストランがあって、おいしいのかな??(疑)」
という調査をしてみようというわけです(笑)
もしそうなら、台湾料理は日本人もけっこう好きですし、なにかマネできるんじゃないかと、
おいしい菜食と、台湾薬膳を体験しに行きました。
ちなみに、私は普段は肉も魚も野菜もなんでも頂きます。
アーユルヴェーダでは「ベジタリアンにせよ」という教えは無く、何タリアンでもアーユルヴェーダの食養生は取り入れられます。
2泊3日と短い滞在でしたが、結果から申しますと、台北市内のどこでも台湾素食(菜食専門レストラン)はあって、そうじゃないレストランでも菜食メニューを用意していることが多いです。
台北なら、ベジタリアンでも、ノンベジタリアンでも、なにも困ることはないと思います。
ただし、「チャイニーズスパイスが嫌じゃないなら」という条件がつくと思います。
どこにいっても独特の香辛料の匂いがします。
それがOKなら、何タリアンでもお食事を楽しめると思います。
もうひとつ、台湾素食(菜食)のお店は旨味調味料を使用していることが多いと思うので、それが気になる人はそうじゃないお店を探す必要があります。(たぶんそうなると非常に数少なくなると思います)
今回、私の旅では旨味調味料の使用うんぬんは気にしていません。
では、台湾素食&薬膳の世界へレッツゴー!
まずはホテルの朝食ブッフェ↓
お粥に揚げたお麩とか漬物とかトッピングしたものが美味しかったです。大根もちとか野菜炒めとか、ベジタリアンでもなにも問題なく楽しめました。
正一堂↓
薬局に併設されている薬膳レストラン。菜食専門ではないので、肉とか魚とか何かの睾丸とかもありますが、きぬがさだけを使用した菜食メニューもあります。
きぬがさだけは食べ応えがあるので、満足感がでますね。
メインはたっぷりのスープ。まず具材を決めて、そして効能を見て生薬スープを4種類から選びます。
(旅行で食欲を無くすタイプなので)こんなに食べられないよーと思ったけど、がんばってスープだけは全部飲み干したら、このあと驚くほど元気になりました!!日本でもあったらいいのにーと思ったレストラン第1位!!
アーユルヴェーダでもスープを薬として使いますが、スープの偉大さを実感しました。
定食は、野菜のおかずと、麺かごはんを選べます。(このブロッコリーも新鮮で美味しかったです。麺はバジルペーストみたいのがかかってる素麺といった感じ。)
このメニューから選びます。ぜんぜん分からなかったけど、日本語のできる店員さんが優しく教えてくれました。↓
生薬スープの効能↓
疲れが癒える甘いお茶↓
お店の外観はこんな感じ↓
沈園↓
お茶屋さんです。油っこい食事や塩分の多い食事の後はプーアール茶とかウーロン茶とかスッキリしますね。ちゃんとした入れ方だと渋味は少なくほんのり甘くて美味しかったです。
茶葉だけでなく、ロマンで茶器を買ってしまいました。。。(ウットリ)
永康街にある沈園さんです↓
VEGE CREEK蔬河↓
滷味(ルーウェイ)というローカルフードのお店。かごに野菜や麺を自分で選んで入れて店員さんに渡すと、スープで煮てくれます。薬味などをお好みでかけて頂きます。
本当は屋台フードみたいですが、このお店は三越のフードコートにあるお店なのでオシャレ仕様みたいです。
これは健康的なファーストフードと言えるかと思いました。日本のフードコートにもぜひ欲しい!!誰か作って下さーい!!
キノコやコーンやみたことない葉野菜に、ヌードルは春雨を選びました。チャイニーズスパイスのきいた優しいスープが美味しかったです。
ピーピーってなるのを待って取りに行く、日本のフードコートと同じでした。
こんなお店。若い店員さんが食べ方を丁寧に教えてくれました。(どこに行っても皆さん親切でした)↓
小南門↓
豆花(トウファ)という台湾スイーツのお店。豆花はお豆腐みたいで、ピーナッツとわらびもちのはいったものを選びました。甘いスープ仕立てなので消化に優しいスイーツです。
こんなに種類があります。↓指さしで注文できます。
こちらも三越のフードコートにありました。テイクアウトしてゆっくりホテルで頂きました。
御蓮斎↓
菜食の高級ブッフェレストラン。高級って言っても2000円くらいだったと思います。
ここはですね、菜食の方がいったら興奮すること間違いなし!!
ものすごい品数で、100種類以上は優にあったと思います。お坊さんもたくさんいらしてました。
健康を考えたら「正一堂」さんがおすすめですが、
この御蓮斎さんはエンターテイメント的な楽しいお食事を頂けます。
私がふがいなく(笑)それほど食べれなかったのですが、中華も、和食も、イタリアンも、鍋も、ラーメンも、アイスクリームも、ケーキも、フルーツも、バラエティにとんだお料理がなんでも食べ放題です。
2泊3日でたくさんは回れなかったのですが、良い経験ができました。
ちなみに今回は羽田空港でのランチから菜食縛りを始めてみました。
往復のチャイナエアラインでも菜食の機内食をお願いしていましたので、ご紹介します。
羽田空港で頂いたベジタリアン用のミネストローネセットです↓
日本のオシャレ系菜食メニューってこんな感じ多いですよね。
もう少し油脂分があれば、しっとりして頂きやすく満足感も出るかなー?
行きのチャイナエアライン機内食↓
こんな感じのメニューです。
帰りのチャイナエアライン↓
帰りのほうが好みでした。
旅行に行くと疲れて帰ってくることが多いのですが、
今回は帰国後まったく疲れてなくて、胃腸の調子も良くて、
菜食で軽めに食べてた効果と、チャイニーズスパイスの効果を感じました。
食事は内容だけではなくて、食べ方も大事ですね(*^-^*)
以前に「旅行で不調になるのは、水や食べ物のせいばかりでなく、食べ過ぎが原因」ということを教えられてから、旅行中は食べる量を普段より減らすようにしてます。
今回の旅で学んだことを、今後のお料理に活かしていきたいと思います。
楽しい食養生の旅でした。
マッサージなどについても、まだもうちょっと旅日記を書きたいと思います。
ありがとうございました!
・・・アーユルヴェーダスクール 各種講座・・・