2018年
3月
23日
金
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
2月中旬から約1ヶ月ほど、インドはマハラーシュトラ州のワゴリというところにあるアーユルヴェーダ病院にて、パンチャカルマを受けて来ました。
病院の正式名称は、
「Bharatiya Sanskriti Darshan Trust
AYURVEDA HOSPITAL AND RESEARCH CENTRE」
脈診の名医で知られるDr.サダナンダが院長を務める病院です。
ムンバイ空港から車で4時間、プネ空港から車で30分ほどかかるところにあります。
個人的な備忘録(思い出日記)の意味もこめて、パンチャカルマ体験記をつづります。
ときおりアーユルヴェーダの専門用語が出てきますが、分からない方は飛ばして読んでください。
専門用語が分からなくても、現地のイメージは伝わるかと思います。
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2018年
3月
24日
土
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在2日目
午前
治療開始。
今日の治療メニューは、
ナービーバスティ(ヒングワディタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
ナービーバスティとは、おへその部分にオイルを溜める療法です。これから7日間連続で行います。
アビヤンガ(オイルマッサージ)&スウェーダナ(蒸気浴)は、21日間連続で行います。
アヌワーサナバスティとは、「スモールバスティ」とも言われ、少量のオイル浣腸です。
この浣腸法については、また今度、もう少し詳しく書こうと思います。
薬液の種類や量、目的などは変わりますが、私の場合、このあと21日間毎日行う事になります。
昼食後、夕食後の内服薬も、この日から開始しました。
薬草オイルがたっぷり身体に染み込んで、さっそく良い気分です♪
午後
リラックスタイム。
入院患者なので、大人しく養生しなくてはなりません。
4時〜フェイスパックの体験会。
お肌ツヤツヤ!
食事は最高に美味しいです。
ベジタリアンです。
塩や砂糖、こちらの無農薬農園で作られている作物で作ったレモンピクルスやチャツネ、といった調味料セットもお部屋に置いてくれてました。
3食+おやつもつきます。
歯磨き粉とか、石鹸とか、パジャマやタオルとか、基本の日常生活用品は支給されます。
アーユルヴェーダ製薬会社で作られてるボディケアパウダー、フェイスパックもついてました。
至れり尽くせり。
洗濯、掃除、ゴミ捨て、配膳など、マウシーと呼ばれるお世話係りの方が全てしてくれます。
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2018年
3月
25日
日
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在3日目
午前
今日の治療メニュー
ナービーバスティ(ヒングワディタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
リラックスタイム
散歩、瞑想など。
朝一番と、午前のトリートメント後と、夕食前にドクターの回診があります。
初回の問診で大きな治療方針は決まりますが、
日々の変化に合わせて治療内容を微調整してくださいます。
治療を進めるにあたって、
●明確に自分の状況を伝えること
●希望や不安など、小さいことも大きいこともなんでも相談すること
●ドクターの指示を理解し、言われたとおりにちゃんと守ること
●分からないことは曖昧にせず、分かるまで確認を取ること
などのコミュニケーションがとても大切だと思いました。
曖昧なまま進めることは、お互いに誤解を生みます。
観光旅行なら、その小さな誤解は大した問題ではないかもしれませんが、パンチャカルマにおいては、治療の失敗につながる可能性があります。
分かりやすい言葉を使う、復唱する、メモを渡す、電子辞書を見せる、絵を描くなど、確実に意思の疎通をはかるための工夫はたくさんできます。
アーユルヴェーダの古典書に、
「治療を成功させるためには、良い医者、良い看護人、良い薬、良い患者の4大要素が揃う必要がある」
と書かれています。
治療成功のために、患者が担う部分は大きいのです。
ドクターの皆さんはだいたい英語を話せますが、シスター(ナース)やマウシー(お世話係)の皆さんは英語ができない人も多いので、そこも踏まえて、言葉だけでなく、表情やジェスチャーなど、コミュニケーション力が、パンチャカルマ治療には非常に大切だと実感しました。
お互いに信頼と理解が生まれると、治療は順調に進みますし、長期の滞在が楽しく充実したものになるかと思います。
朝、夕、回診に来てくれる、かわいいDr.プラチ。
日中は、シニアドクターや院長が大勢で回診に来てくださいました。
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2018年
3月
26日
月
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
今回は、「サトヴィックアーユルヴェーダスクール」さんの主催するツアーに参加させていただいたので、入院中、さまざまな特別プログラムに参加することができました。
朝のヨーガ、夕方の瞑想など、身体の負担にならないような、治療を後押しするような毎日のプログラムに加え、アーユルヴェーダ医師によるさまざまな講義、敷地内の大学キャンパス・薬草園・製薬所の見学など、本当にスペシャルで、充実の体験ができました。
英語が不安な人には、問診など通訳してくださるし、入院中のサポートもばっちりなので、
はじめてのワゴリ Bharatiya Sanskriti Darshan Trust AYURVEDA HOSPITALでのパンチャカルマは、ぜひサトヴィックアーユルヴェーダスクールさんのツアーに参加されることをおススメします。
今後のツアー開催などはサトヴィックさんのホームページにてご確認ください↓
私は、前半はサトヴィックさんの2週間のツアーに参加して、後半はそのまま1人で残って、合計で約1ヵ月間入院してました。
いちおう英語は話せて、いちおうアーユルヴェーダの知識もありますが、それでもやっぱりこのツアーに参加して良かったです。日本からの特別なツアーなので、病院側も特別体制で迎えてくれてました。
下の写真は、Dr.プラバタイのクッキング教室。
Dr.プラバタイはアーユルヴェーダの産婦人科の専門医です。
サットヴァにあふれた方で、神様にお供えする清らかな料理を作って、お祈りを奉げることを日課とされています。
お会いすれば、多くの言葉を交わさずともわかるのですが、誰にも優しく、親切で、知性と愛に満ちた女性です。
気さくでフレンドリーなところも素敵ですが、敷地内を原チャで走り回るカッコイイ一面もお持ちです(*^-^*)
今回の料理教室では、パラタ(軽いパンみたいなもの)やムングラドゥー(豆粉のお菓子)を習いました。
優しい気持ちで調理されたパラタやラドゥーは、優しい味がしました。
パラタもラルーも帰国後、ぜひ作りたいと思います。
うちに遊びにきた方、乞うご期待!!
手前の女性がDr.プラバタイ。かわいいエプロンの下のサリーが素敵。
奥の女性は、受付けや事務担当のMs.スミットラ。いろいろ滞在のサポートをしてくれた。
パラタが焼けた♪ このタワというフライパンが欲しくなりました。
こちらはディルダという米のパンのみたいなもの。
炒った豆の粉で作るラドゥ。
自分で丸めたラドゥ。コロンとしてかわいい。
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2018年
3月
28日
水
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在6日目
午前
今日の治療メニュー
ナービーバスティ(ヒングワディタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
散歩、瞑想など。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 エーランダタイラ
午後は、製薬部門のドクターによる「パンチャガウヴィヤチキッツァー」の講義でした。
牛から得られる薬について、種類、特徴、効果効能などを、アーユルヴェーダの薬理学に基づき教えていただきました。
この講義、とても勉強になりました。
アーユルヴェーダの古典書に書かれた薬理効果が得られる“本来の牛”の見分け方から始まり、
(この本来の牛をドクターは「COW」と呼び、この特徴を持たぬ(いわゆる品種改良された)牛はCOWにあらず!と熱く語っていました。)
PANCHA GAVYA ・・・牛から得られる5つの生産物
●牛乳
●ヨーグルト
●バター
●牛の尿
●牛の糞
について、それぞれ薬理効果や、アーユルヴェーダでの製薬方法や使われ方など、学術的に詳しく(なんと2時間ノンストップで(笑))解説してくださいました。
「アーユルヴェーダあるところに牛あり」と言えるくらい、
牛(COW)から、人類…いや世界が得られる恩恵は計り知れないのだ!!
…という壮大で、情熱的なお話でした。
実際、入院中の私達日本人メンバーの治療にも、(牛の糞以外は)さまざまな用途で使われていました。
「え?尿も?」と思われるかもしれませんが、処理されて“Gomutra”と呼ばれるお薬になっています。
実際、私のバスティ(経腸法)のお薬の中にもGomutraが入っていました。
牛に感謝です。
下の写真は、全て牛から得られた、アーユルヴェーダのお薬だそうです。
薬用ギーや薬用ミルクの他、牛糞石鹸や牛尿飲料など、多種多様。
敷地内に飼われている、本来の牛の特徴をそなえたCOW達。暗くてあまり見えないですね。
牛飼いのおじさんに見守られている子牛達。
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2018年
3月
30日
金
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在7日目
午前
今日の治療メニュー
ナービーバスティ(ヒングワディタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
散歩、瞑想など。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 エーランダタイラ
この日は、製薬部門を見学させていただきました。
製薬部門担当のDr.シャシャンクの、丁寧な説明を聞きながら工場見学。
Dr.シャシャンクとは、日本で一度お仕事をご一緒したことがあり、久しぶりの嬉しい再会となりました。
こちらの病院の敷地内に、製薬工場も、製薬に関わる研究施設や、薬草園もあります。
製薬工場はそれほど大きな建物ではないのですが、古典書に基づく伝統製法による、高品質なアーユルヴェーダのお薬が、ここから、インド国内だけでなく、世界各国に輸出されています。
ハッピーアーユルヴェーダのサロンでも、こちらの薬草オイルを使ってトリートメントを行っています。
製薬部門担当のDr.シャシャンク。誠実で知識豊富なドクターです。
敷地が広いので、ところどころに案内板があります。製薬部門(製薬会社)は「Atharva Nature Healthcare P. Ltd.」という名前です。
製薬工場の外観。(想像していたよりこじんまりしてた。)
ここから世界各国に輸出しているそうです。
製薬工場の中庭には、ニームの木にグドゥーチのつたが絡まるように植えられていました。↓
ニームもグドゥーチも苦味の植物で、このように育てることで薬理効果が高まるとのこと。
アーユルヴェーダの製薬に使われる植物は、このような伝統に基づいた方法で栽培することで、きちんとした薬理効果が得られるのだそうです。
一部の鉱物薬など、毒の煙が出るような薬品は、別に建てられた↓こちらの小屋で作られるのだそうです。(この小屋の裏に牛糞が山のように積まれていました。もちろん製薬のための材料です。)
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2018年
3月
31日
土
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在8日目
今日から生理のため、治療中断です。
内服薬
DM
エーランダタイラ
アーユルヴェーダでは、生理中は静かに穏やかに過ごすことが一番の養生とし、
基本的に、いかなる治療も生理期間中は行いません。
内服のハーブ剤のみ生理中も服用を続けるよう、ドクターより指示されました。
しばらくの間、ただただリラックスして過ごすことが私の養生です。。。
ここ「Bharatiya Sanskriti Darshan Trust AYURVEDA HOSPITAL AND RESEARCH CENTRE」は、大変広い敷地を持ち、敷地内にいくつかの建物が点在しています。
主な建物は、
●パンチャカルマ専用の入院病棟
●一般病棟
●ガン専門の研究センター
●大学
●製薬所
●(この土地にアーユルヴェーダ病院を創立した聖者)名医マハラジの霊廟
●お寺
●職員や学生のための食堂
といった感じで、
この他に、農園、薬草園、山羊小屋、牛小屋、、、などもあります。
私の滞在した建物はパンチャカルマ専用の入院病棟で、4階建ての建物です。
1階は、受付、薬局、集会室、職員の詰所など
2階は、4人相部屋の病室
3階は、2人相部屋の病室
4階は、1人部屋の病室
といった具合です。
私の入院していた部屋は、3階の2人相部屋でした。
同室の方が気の合う日本の方でしたので、今回は何も問題なく、楽しくて良かったですが、
(長期入院なので)次回、もし1人で行くなら、4階の個室が、落ち着けて、気兼ねなく暮せていいかな?とも思います。
2人部屋は100USドル/1泊で、1人部屋は200USドル/1泊なので、
(宿泊代、治療代、食事代、リネン代込み)
この辺りは、好みと予算とで分かれるところでしょう。
パンチャカルマ専用の入院病棟
サマーディ(名医マハラジの霊廟)
マット(お寺)
一般病棟 (アーユルヴェーダだけでなく、現代医学の検査機器、治療設備も整っていて、必要な時には、24時間体制でパンチャカルマ病棟に現代医師も来てくれます。)
ガン専門の研究センター
製薬所 (この建物の他に、製薬に関する研究施設もあります。)
こんな感じで、敷地内に案内板がいくつか立っています。
アーユルヴェーダ大学
職員や学生のための食堂。
入院患者の付き添いの方がチャイを飲んだりもしてました。
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2018年
4月
01日
日
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在9日目
今日も治療はお休みです。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 エーランダタイラ
アーユルヴェーダの入院型の浄化法「パンチャカルマ」について、
パンチャカルマは、カルマ=治療という意味ですので、さまざまな病気の治療に用いられますが、病気ではない人が、健康増進のためにパンチャカルマを受けることも可能です。
予防医学として、パンチャカルマを定期的に受けることで、体力、免疫力、知力、精神力が増し、健康で幸福な長寿をもたらすと言われています。
病気(悪い部分)を治療しながら、身体全体(病気やケガではない部分)の健康・体力の向上を行うことも、パンチャカルマの大きな特徴です。
このようなパンチャカルマの恩恵を受けるには、古典に基づいた知識を熟知していることはもちろん、経験豊富なドクターのいるアーユルヴェーダ病院を見つけることが、とても重要なポイントとなります。
古典書には、
『・・・学識があり治療に優れた医者が、患者を浄化法で治療すれば、適切な治療の結果、患者は幸福を享受するが、無能な医者に浄化法で治療された患者は、副作用のために苦痛にさらされる・・・』
と書かれています。
パンチャカルマには、どのような治療法があるかというと、
1 ナスヤ(経鼻法)・・・鼻腔を通して行う頭部の治療法
2 ヴァマナ(催吐法)・・・吐かせる治療法
3 ヴィレーチャナ(催下法)・・・下痢をおこさせる治療法
4 ニルーハバスティ(煎じ液経腸法)・・・浣腸による治療法
5 アヌワーサナバスティ(油剤経腸法)・・・浣腸による治療法
という5つの治療法があります。
これに外科的な治療法である「6 ラクタモークシャナ(瀉血法)」を加え、ショーダナ(浄化法)と呼びます。
パンチャカルマ入院では、上記6つの治療法を中心処置として、各々に合わせた治療計画を立て進めていきます。
中心処置を行うためには、前処置(中心処置を行うための準備)が必要で、
中心処置を行った後は、後処置(中心処置をした結果が良くなるための養生)が必要です。
この前処置、後処置がきちんとできていなければ、治療の結果が出ないばかりか、治療する前より悪くなる可能性もあります。
そのため、以前のブログで書いた「ドクターの指示を理解し、言われたとおりにちゃんと守ること…」などが、とても重要になってくるわけです。
今回のブログは、簡単なパンチャカルマの説明でした(*^-^*)
おとなりの患者さんが、ヴァマナ(催吐法)の前処置の3日間、朝一で飲んでた薬用ギー。(まずいそうです。)1日目30cc、2日目50cc、3日目80ccと増えてました。(量も期間も患者さんによって違います。)
朝一番で薬用ギーを80cc飲むのはかなりの苦行です。全部飲み終えるのを見届けるまで、看護師さんはその場を離れません。私は隣で「がーんばれ!がーんばれ!」と(のんきに)応援してました。
無事、ヴァマナを終えた、翌日からのおとなりの患者さんの養生食。豆の汁(豆を煮た上澄み)です。
中心処置であるヴァマナを終え、
後処置1日目 3食 豆を煮た上澄み
後処置2日目 3食 豆の入ったスープ
後処置3日目 3食 豆と米のおかゆ
4日目から普通食に戻ってました。
豆の汁は、お腹が空いたタイミングで言えば何回でも持ってきてくれますが、一日中、口にできるのは豆の汁だけで、しかも何もしてはいけない(完全な休息日)、なおかつ寝てはいけないので、辛そうでした(笑)
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2018年
4月
02日
月
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在10日目
今日も治療はお休みです。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 エーランダタイラ
今朝の朝食は甘酒のような、白くて甘い汁でした。
たまに見たことのない、初めての不思議食が出ることもあって、楽しい経験です。
この白くて甘い汁は、ニャツニサットヴァ(シコクビエの粉)に牛乳と砂糖を入れたもので、消化によく、栄養価の高い滋養食とのこと。
入院中の食事&おやつは、全メニュー写真におさめました。
今回のブログでは、朝食のご紹介♪ (チャイが毎朝付きます)
白くて甘い汁(ニャツニサットヴァ)↓
日本人メンバーがみんな大好きだった通称「たこやき」↓
(もちろんたこは入ってません。ココナツやミントのチャトニが美味しい)
スージーハルワ。これも甘い系↓
ポヘ。干した米のチャーハンみたいな。↓
スージーのウップマ。小麦のチャーハンみたいな。私はこれが好き。↓
バーミセリのウップマ。ソーメンのチャーハンみたいな。↓
豆粉のクレープ。ごまのチャトニがまた美味しい。↓
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2018年
4月
03日
火
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在11日目
今日も治療はお休みです。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
その他 シャンカバティ、ラグスシェーカラ
昨夜は酷い頭痛で、夜中に目が覚めてしまうほどでしたが、
深夜、アーユルヴェーダの内服薬をもらって飲んだら、1-2時間でやわらぎました。
起床後も少し頭痛がしましたが、また内服薬を飲んで、少し休んだら、ほぼ完全におさまりました。
ワゴリは只今乾季で、半年間1滴も雨が降らないそうです。
加えて、太陽が日に日に高くなり、気温が上がっています。
今回の頭痛は暑さ負けの頭痛のようです。
ドクターから、日中はくれぐれも太陽に当たらないようにと注意されました。
日中、外は出歩いてないのですが、窓から差し込む陽射しにも注意するようにとのこと。
24時間、ドクターやナース、マウシーがいて、すぐに対応してくれるので、緊急の時にも本当に安心です。
勤務終りのマウシーたちと記念撮影。みんなすごくオシャレ!
彼女は住み込みの看護師さん。深夜や早朝にも、親切に対応してくれました。
これから夜勤に入るレジデントドクター(白衣の女性:研修医)と、勤務終りのマウシーたち。
住み込みのセラピスト達。みんなケララから来たそうです。
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2018年
4月
05日
木
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在12日目
今日から治療再開です。
午前
今日の治療メニュー
ナービーバスティ(ヒングワディタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
今日で7日間のナービーバスティ完了!
明日からカティバスティが始まります。
午後
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
シャンカバティ
ラグスシェーカラ
この日もとても暑くて、軽い頭痛に終日悩まされましたが、朝、昼、晩の回診時にドクターに相談したところ、内服薬をくれたり、シローピチュをしてくれたり、頭頂部にアーマラキー粉を擦り込んでくれたり、手を替え品を替え、丁寧に対応してくださいました。
この頭痛のための生活処方は、
・太陽に(室内でも)なるべく当たらないこと
・食事は、汁物を先に食べ、ご飯やチャパティなどの固形物は、残りの空腹に合わせて食べること。
・よく自分の食欲を観察して、決して食べ過ぎないこと
でした。
この日から、私の食事にはスープが1杯追加で出されるようになりました。
液体食を増やして、固形食を減らすことで、消化器官の負担を減らすためです。
つまり、この頭痛も、おおもとの原因は「消化力」にあると考えるわけです。
「よく自分の食欲を観察して、食欲・消化力に合わせて食べること。」というのは、日本人全員が、回診のたびにドクターから口を酸っぱくして言われていました。
自分の食欲・消化力にちゃんと向き合って食べるために、病院食は必ず自室で1人で食べるようになっていました。
(残った食事はこの病院では家畜に回されるので)多ければ残しても良いし、お腹がペコペコならなら全部食べてもいいし、食前・食事中・食後の自分の状態を、毎食よく観察して、適量を食べる訓練は、予防医学・健康管理の原点だと思いました。
回診のたびに言われる、英語交じりの日本語「アコーディング トゥ ショクヨク」のdoctorたちの言葉が、日本人の間でも合言葉のようになっていました(*^-^*)
今回のブログでは、昼食のご紹介♪
基本的に、「ライス、チャパティ、ダールスープ(豆と野菜のスープ)、野菜のおかず」の4品の献立です。
毎回、バラエティに富んだ献立で、(たまに辛すぎることもありましたが)私は初日から最終日まで、毎食美味しくいただきました。
この日のおかずは、メーティ(苦味の野菜)の炒めもの。
キャベツの炒めもの。
オクラの炒めもの。
不思議食。ココナツ風味の甘い水。
この日は、炊き込みご飯と、お芋のカレー。
おいもの炒めもの。
小ナスの炒めもの。
いんげんの炒めもの。
入院中一番の不思議食(笑)なぞの砂糖水が付いていた日。
(シロップとしてチャパティに付けると後で聞きましたが、私はそのまま飲みました。)
私の場合、後半はスープ(液体食)が追加されました。この日は冬瓜スープ。
まずスープを飲んで、ごはんとチャパティは残りの空腹具合に合わせて頂きます。
この日は、ビーツスープが追加されました。ビーツスープは絶品でした。
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2018年
4月
08日
日
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在13日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
シャンカバティ
ラグスシェーカラ
今日から、1週間カティバスティ(腰のオイル治療)を毎日受けます。
そして、バスティ(経腸法)は、今日から第2週に入りました。
途中、暑さによる頭痛が何度かありましたが、私の治療は、ここまで何も問題なく順調に進んでいます。本当にありがたいことです。
今回は、私の滞在していた病室、3階の201号室(2人相部屋)をご紹介します♪
渡航前、私がもっとも懸念していた衛生状態(全般的な清潔度)も問題なく、約1ヵ月とても快適に過ごすことができました。
たまに小さいゴキが出ましたが、許容範囲内のできごとです。
角部屋なので、窓が多くて、風通しの良い、明るいお部屋でした。
角度を変えるとこんな感じ。201Bが私のベッド番号。
クローゼット、机、椅子などが備え付けられています。
仕切りの向こうはお隣さんのベッドです。
天井にはファンが付いています。
向かって左がバスルーム、右が施術ルーム。
私の部屋には、バスルームの洗面台の他に、小さな洗面台があって便利でした。
(部屋によって、間取りや作りはかなり違います)
バスルームの中にある洗面台。
毎日、清掃が入るので清潔です。
シャワーは水なので、熱いお湯を桶にもらって入浴します。
うちの部屋は洋式トイレでしたが、インド式(和式っぽい)の部屋もあります。
トイレットペーパーも言えばくれます。
向かって左はじに見えるのが、水のシャワーで、インド人は用を足した後、シャワーで洗います。
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2018年
4月
09日
月
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在14日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
昨日の夕方から今朝まで、疲れた感じがして、食欲も減ってましたが、朝食を軽く食べて、トリートメントを受けた後は、少し回復しました。
少し甘いもの(軽いお菓子とか、チャイとか)食べた後は、元気が出るんですが、、、と、回診の時にドクターに話してみたところ、「1日1個だけよ」と苦笑しながらRajagira LaduのOKをもらいました。
お腹空きすぎると頭痛にも良くないからと、もらったRajagira Laduというお菓子。
とても消化に軽いヒエのお菓子です。
(私はヒエだと思ってたのですが、後日、友人がポピーシードのお菓子だと言っていました)
素朴なお菓子で、普段なら見向きもしないかもしれませんが、シンプルな食事の入院生活の中では、この甘さが身に染みました。
お菓子が処方されるという、、、わがまま子供のような私(笑)
みんながお菓子を許される訳ではなく、人それぞれ症状や治療により食事制限や生活制限も異なります。
隣の人の様子を見ると、お菓子どころか、ただ今、普通の食事もNGで、豆スープの上澄みだけを3食飲んでました。。。なんだかすみませんという気持ちになりました。
Rajagira Ladu↓
インド人のドクターは「ラズギルワーリー」とも呼んでいました。
消化に軽くて、健康に良いので、日本でも買いたいと思うけど、まだ見つかりません。
あと、この↓ポップライスを塩とスパイスで味付けしたお菓子も、「お腹空きすぎたら食べなさい」という私の非常食(?)として袋に入れたのをもらってました。
炊いたごはんやチャパティよりも軽いので、特に夕食時、「ごはんやチャパティが重すぎるようだと感じたら、(スープや野菜を食べた後)かわりにこのポップライスを少しつまみなさい」とも言われてました。
私の場合は、非常に充実した食生活を毎日送っていました(*^-^*)
治療も半ばに入り「顔がすっきりしてきたね!」と言われ始めました。
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2018年
4月
10日
火
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在15日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
一緒のツアーに参加してた方の多くが、今日、日本に帰りました。
さみしい。。。
私の滞在は、ようやく折り返し地点、あと2週間ほど治療が続きます。
↓ツアーのみんなが帰国する前に、佐藤先生号令のもと、日本人チーム主催で、病院の皆さんへ感謝をこめて、サンクスパーティを開催しました。
ドクター、ナース、マウシー、お掃除スタッフ、事務スタッフ、、、その日いた病院職員、ほぼ全員が参加してくれました。
スピーチされている女性が、パンチャカルマ病棟の責任者 Dr.アンジャリ デシュパンデ マダム。知的で、優しく、きめ細やかで、リーダーシップに優れた、素晴らしい先生です。
ビンゴ大会をしたり、インド映画パロディの寸劇をしたり、「幸せなら手をたたこう」を歌ったり踊ったり、笑顔笑顔の会でした。
(みんな治療中なのでごちそうは無しです。)
ビンゴで何か当たった笑顔のマウシー↓
病院側では、日本人患者、今回のツアーに関わった病院職員、つまりパーティに参加した全員分のバラの花を用意してくれて、ひとりひとりみんなの前に呼ばれて、誰かが誰かへ感謝をこめて、お花を贈りあいました。
どなたのお計らいだったのか分かりませんが、とても素敵な時間でした。
私は、担当のパンチャカルマドクター Dr.アンジェリーとお花を贈りあいました(*^-^*)
この日、たまたま誕生日だったナースの女性は、お祝いのケーキを「あーん」「あーん」で、次から次に、山ほど食べさせられてました(笑)
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2018年
4月
11日
水
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在16日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
パンチャカルマでは、その人その人に合わせて、さまざまな治療が施されます。
今回、ある患者さんは、「夕方、やぎ小屋の中で、指定の時間を座っていること」という処方が出て、滞在中、毎日夕方、やぎのミルクを飲んで、その後、病院敷地内にあるやぎ小屋に通っていました。
お世話役に付き添われて、やぎ小屋の中で、30分ほど大人しく腰掛けているのだそうです。
この不思議な処方は、肺の治療に用いられるとのことで、
その患者さんは「症状が楽になって、声もよく出るようになりました」…と帰国時に語っていました。
メーメーかわいい黒やぎちゃん達。
この小屋の中に椅子を置いて、30分ほど過ごすそうです。
こちら↓はアーユルヴェーダでお馴染み(?)ヒルによる瀉血。
皮膚疾患によく用いられます。
ヒルの喰いつきが悪くて、ドクターやナース、マウシーまで出てきてみんなで格闘中。
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2018年
4月
12日
木
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在17日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
就寝前 ラサパーチャナ
昼と夕方 煎じ液でうがい
夜にシーリングファンに当たり過ぎたせいか、今朝の回診で、少し喉が痛い旨、ドクターに伝えたところ、昼と夕方のうがい薬が、処方されました。
生薬を煎じたうがい薬↓が良く効きました(*^-^*)
ここに来て2週間過ぎましたが、日に日に暑さが増しています。
太陽の北行する半年間=アーダーナの時期であることを強く感じます。
ワゴリの春は日本の真夏と同じくらい、かそれ以上に暑いです。
今日は、最高気温36度、最低気温30度くらいです。
(日影に入れば体感温度は26度くらい、日が沈むと涼しくなります。)
6ヶ月間、ほとんど雨が全く降らないほどのカラカラの乾季です。
うっかりすると日中の高温と乾燥により体力が著しく奪われるので、特に日中の過ごし方に注意が必要です。
今の時期、日の出前後の30分と、日の入り前の15分ほどが、涼しくて散歩に最適です。
写真のようになーんにもないところですが、朝の爽やかで、静寂な空気の中歩く30分は、本当に気持ちの良い時間でした。
敷地内にある、マット(お寺)やサマーディ(霊廟、聖地)まで歩くコースが定番で、他の入院患者さんにも道道お会いします。
ちなみに、入院患者は、安全のためにも、体調管理のためにも、基本的に入院中は敷地外に出てはいけません。
そして、ブッシュの中には、ヘビやサソリもいるそうなので、道以外を歩いてもいけません。
野良犬もいますが、犬も含めて動物全般、やたらに触ってもいけません。(インドの動物は狂犬病を持ってることも少なくないそうです)
こう書くと、危険がいっぱいそうに見えますが、ちゃんと決まりを守って生活すれば、敷地内には警備員がいますし、もちろん、24時間体制で医者も看護師もいますので、とても安心できる場所です。
朝夕のお散歩コースのご紹介。
日の出前の、朝の静かな道。
この時間が、一番空気がきれいで、涼しくて、お散歩に最適です。
(たまに野犬がその辺を通り過ぎます。)
朝の散歩のときは、こちらの食堂のテーブルの上に必ず人が寝てました。(誰かは謎です)
食道の裏が、牛小屋、山羊小屋です。
何もない、ほとんど誰もいない道。
早朝は、要所要所で、夜警の方に会います。遠くから「グッドモーニング」と声をかけると「グッドモーニング」と返してくれたり、やぁ!という感じで手を上げて答えてくれます。
マット(お寺)
お寺の裏手には、神様へお供えする食事を作るキッチンもあります。
まわりはほとんど原っぱ。
サマーディ(名医マハラジの霊廟)
今日もありがとうございます。
だいたい毎朝きているお馴染みさんが何人かいて、それぞれのスタイルで、皆さん朝のお祈りをしています。
原っぱ。
アーローギャシーラ(膝の関節痛治療のための、祈りの聖地(岩))
立ててある看板によると、7~11日間、1日2回(朝夕)、この岩にローズ水をかけて、17周周りを歩くことで、膝の関節痛の治癒を助けるとのこと。
・・・ですが、建設途中なのか、壊れてしまったのか、立ち入り禁止になっていました。
この空き地を抜けると、もうすぐパンチャカルマ病棟に戻ります。
このようにぐるっと一周すると、だいたい30分かかります。
朝のお散歩から帰ってくると、ちょうど日の出が見れます。
清々しい朝です!
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2018年
4月
13日
金
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在18日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
就寝前 ラサパーチャナ
昼と夕方 煎じ液でうがい
煎じ液のうがいがよく効いて、昨日の喉の痛みはほとんどなくなりました(*^-^*)
今回のサトヴィックさんのツアーでは、勉強会などが滞在中のプログラムに盛り込まれていたのですが、敷地内にはアーユルヴェーダ大学もあり、特別に、大学構内をドクターの案内で見学させていただきました。
教室の様子。
AGAD TANTRA = 毒物学&法医学の先生が資料室を見せてくれました。
植物だったり、鉱物だったり、棚の中はぜんぶ毒です。
ぜんぶ毒。
触ったら手を洗ってください。(私はぜったい触りたくない派)
植物、鉱物だけでなく、虫や蛇など動物の毒も学びます。
↓毒なし蛇と…
毒あり蛇。
コブラはこんな特徴があるよ…とか。(私はぜったい噛まれたくない派)
構内は授業中で静かでした。
こちらは、ドラヴィヤグナ = 薬理学 の資料室。
知ってる植物の標本もチラホラ。
グッグル、ヒング、ニームの樹脂。ニームも樹脂が取れるんだー
大学の外観はこんな感じです。
過去に、日本人の方も数名、留学された方がいらっしゃいます。
本当はこの後、薬草園の見学もあったのですが、私は暑さで辞退しました。
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2018年
4月
14日
土
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在19日目
午前
今日の治療メニュー
カティバスティ(ダシャムラタイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
就寝前 ムスタチュルナ
ラグスシェーカラ
昼と夕方 煎じ液でうがい
今日で7日間のカティバスティ(足腰のケア)が終わりました。
明日からはシローダーラ(神経系のケア)を7日間受けます。
バスティ(経腸法)のほうも、明日からファイナルステージに突入!
また7日間、今週とは違う種類のアヌワーサナ(小バスティ)&ニルーハ(大バスティ)を繰り返します。
このように、だいたい7日間ごとに治療計画は立てられます。
途中で、発熱や体調の悪化、生理などがあれば、パンチャカルマは中断し、また、施術可能になったら再開します。
ですので、場合によっては(予定外の生理が来たとか、発熱したとか)、予定していた入院期間を延長しないとパンチャカルマが完了できないこともあります。(実際に今回の滞在中にも、何名かは滞在延長をしていました。)
(仕事、家族、飛行機など)さまざまな事情で、どうしても入院期間を延長できない人には、ドクターが次善策を考えてくれていました。
できれば、日程に余裕をもって渡航プランを立てるのが最善と言えそうです。
午前の治療の後は、全身オイルまみれになり、1時間ほど休んでからじゃないとシャワーはできないので、オイルで寝具が汚れないように、シスターがベッドに、このように↓厚手のビニールシーツをかけてくれます。(シャワーを浴びた後はビニールシーツははずします)
治療後しばらくは、シーリングファンはオフにして、窓からの風、日光にもあたってはいけません。(なので写真でも(光を取り込むために)ちょっとしかカーテンを開けていません。)
全ての刺激(ストレス)を遮断して、治療後は、静かに、穏やかに休憩します。(でも眠ってはいけません)
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2018年
4月
20日
金
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在20日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日からシローダーラが始まりました。
7日間連続で受けます。
シローダーラ後は、風、日差し、大きな音などのストレスから、頭部を守る必要がありますので、このように頭を布でしっかり保護し、綿球で耳栓します。
施術後、1時間経ったらシャワーしていいのですが、頭を洗うのは1日おきです。
洗髪は、日中(日の出ている間)に行います。
洗髪時には、洗髪用の薬草の煎じ液をもらって洗うのですが、すっきりとは洗い上がりません。なので、シローダーラ期間中の患者さんは基本的にオイリーなまま入院生活を送っています。(笑)
治療としてアーユルヴェーダの施術を受ける場合、その効果をもたらすために、このような施術後の細かな養生をしっかり守ることがとても大切です。
オイルの効果か、この夜はぐっすり、いちども起きずに眠れました。
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2018年
4月
20日
金
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在21日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日のバスティで、お腹がだいぶん柔らかく、軽くなりました(*^-^*)
治療第2週の終わりまではこの変化は感じなかったので、(ドクターが以前アドバイスしてくださったとおり)やっぱり私には3〜4週間の治療期間が必要だったのだなぁと感じてます。
私は、(生まれつきの体質に加え既往症も原因となり)腸の動きが悪いので、普段、便秘にならないような生活習慣を、なるべく心がけているのですが、うっかりするとすぐに便秘になったり、お腹がはってしまったりします。
このパンチャカルマ体験記の中で、ほぼ毎日、就寝前に「ガンダルバハリータキー」を内服したことが記録されてますが、「ガンダルバハリータキー」とは下剤で、服用量にもよりますが、飲む人がそれなりの量を飲めば、翌朝、下痢をおこすほどです。しかし、私は朝になっても便意をもよおすことは一度もなく、ドクターにも驚かれました。
それでも、他の治療によりお通じはあったので、(自然な便通ではないので最善ではないものの)次善の状態でした。
しかし、この日の治療後は、いつも感じていたお腹のはりが無くなり、触診でお腹を押しても痛くなく、腸の柔らかさを感じました。
(回診で主治医も「あ、変わった(効果が出てきた)わね!」という顔をしてました。)
このタイミングですっかり便秘症が治ったというわけではありませんが、お腹だけでなく、ずいぶん全身が軽くなったという実感がありました。
治療16日目(滞在21日目)にして、ようやく目に見えた効果が現れ始めたというわけです。
担当のパンチャカルマドクター Dr.Anjali に教えてもらったマラティ語(マハラーシュトラ州の言葉)。交換で私は日本語を教えてあげました。この汚いメモ(笑)を私の病室のデスクにいつも置いておいたら、若いドクター達が入れ代わり立ち代わり写メして、日本人患者さんとのコミュニケーションに役立ててました(^^)
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2018年
4月
21日
土
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在22日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
就寝前 ラグスシェーカラ
こちらの食事は本当に美味しくて、私は毎日食事の時間が楽しみです。
ベジタリアンのインド料理が毎食出ます。
朝6:00頃 ハーブティ
朝8:00頃 朝食+チャイ
13:00頃 昼食
16:00頃 おやつ+チャイ
19:30頃 夕食
といった感じです。
全て自室にマウシーが配膳してくれます。
食事の時間は、心静かに食べ物とだけ向き合って、よく噛み、よく味わい、自分の食欲に合わせた量を食べることがとても大切だと院長先生はお考えとのこと。
(以前にもこのブログに書きましたが)
回診の時に、主治医から毎回のように「食欲に合わせて食べるように」…と、ほとんどの日本人が(お念仏のように)アドバイスされていました。
ここの病院では、残った食事は家畜に回るので、無駄もないそうです。
朝のハーブティーは、6時ごろに廊下にポットが出てるので、自分で貰いに行きます。
今回は夕食のご紹介♪
昼食と同じで、「ライス、チャパティ、ダールスープ(豆と野菜のスープ)、野菜のおかず」の4品の献立が基本的なセットなのですが、夜のチャパティはアタ粉(小麦)ではなく、大麦粉でできたぼそっとしたチャパティでした。ライスは夜のほうが柔らかかった気がします。
この日のおかずは、小さい瓜の炒めもの。
おかずは塩ゆでのビーツ。
この日は、炊き込みご飯でした。
緑豆スプラウトのカレー
オクラのカレー
大根のスープ
にんじんの塩ゆでと、ドラムスティックのカレー。(珍しくダルスープなし))
(たぶん)ほうれん草のカレー
皮なしダルスープと皮つきダルスープ(笑)
(処方として)スープが追加された日はこんな感じ↓
ダルスープ、ビーツスープ、メティの炒めもの。
この場合、先にスープと野菜を食べて、ごはんとチャパティは残りの空腹具合により食べます。
信号機みたい↓(笑)
トマトスープ、ダルスープ、ほうれん草スープ。
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2018年
4月
21日
土
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在23日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
お隣の方は、毎晩、咳の発作がひどくて、とても辛そうです。
それでも、24時間いつ何時でも、辛い症状を訴えれば、医師、看護師が細やかに対応してくれます。
昨夜も、深夜でしたが、ひととおり処置してもらって、咳が落ち着き、お隣さんも眠りにつけたようでした。私もホッとしました。
↓(暗くて見えにくいですが、向かって右側)各階にナースステーションがあります。看護師だけでなく、ドクターやマウシーも待機しているので、いつでもすぐに声をかけられます。(部屋にはナースコール(ブザー)もあります)
建物は吹き抜けで、回廊をグルグル歩く(散歩する)のが、患者の午後の過ごし方の定番です。(午前中は治療に入っている人が多い)
歩くのに飽きてきたら、ナースステーション前のベンチでひと休みして、誰かとダベる。これも定番の過ごし方です。(そして、暇つぶしに、インド人を見習ってセルフィーの上手な撮り方でも練習してみる。↓は若いインド人に教えてもらったビューティアプリを使いました(笑))
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2018年
4月
26日
木
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在24日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日の午後は、
(アーユルヴェーダに関する)公的な委員会の視察、
サダナンダ先生の特別回診、
と訪問者の多い午後でした。
午後のヒマな(寝てはいけないけど、体を休める)時間をもて余す毎日なので、
このようなイベントは大歓迎です。
委員会のインド人の方の英語は、巻き舌と早口で半分くらいしかわかりませんでした。
なんだかんだで、このパンチャカルマ病棟で、今や私は一番古株の入院患者となりました(笑)
帰国の日も間もなくです!
↓朝の散歩のとき、運が良いと、Dr.プラバタイのお祈りのマントラが聞けたりします。
彼女にとっては、この静かな朝が日常ですが、
私にとっては、特別な時間です。
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2018年
4月
26日
木
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在25日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
隣の病室のおじいちゃんは耳が聞こえないそうで、(その他にも症状があるのかもしれませんが)パンチャカルマで難聴の治療をしていたようです。
私の病室のすぐ隣が施術室なので、よく聞こえてきたのですが、おじいちゃんの毎日の治療は、いつもさまざまな音楽やマントラをかけながら行われてました。
治療は1時間ほどで、けっこうにぎやかな音楽が聞こえてましたが、まさか耳が聞こえない方の治療とは思ってなかったので、耳が聞こえない人に音楽療法を用いるということがあるんだな〜と興味深く思いました。
今日のサダナンダ先生の特別回診の時、大きなベルを叩いてみたり、金属の箱を叩いてみたり、いろんな音楽をならしてみたりして、聴覚検査のようなことをしていました。
(病院スタッフの多くがその回診に同行していて、私も病室の外からその様子をチラッと見てました。インド人並みの野次馬根性(笑))
どうやら、おじいちゃんは順調に回復されているようです。
入院当初は部屋からまったく出てきませんでしたが(ほとんど寝たきり)、最近は夕方にお散歩に出ることもあるようです。
おじいちゃんも、付き添いの息子さん(?)も、笑顔が増えてきたように思います。
良かった。良かった。
↓私の部屋をお掃除してくれてた女性。名前は知らないのだけど、親切で、明るくて、すごくいい子でした(*^-^*)朝の通勤時にパチリ。勤務時はいつも制服だったけど、私服はすごくおしゃれ!
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2018年
5月
09日
水
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日で21日間のパンチャカルマ治療が完了しました。
バンザーイ!!
(別に辛くもなかったですが、やっぱりバンザーイという気分になります(笑))
明日は休息日で、明後日退院します。
体も心も軽いです。
顔の色艶もとても良いです。
主訴の一つだった股関節や腰のこわばりや痛みはまだ感じますが、全身的な体調は良いです。
あとは、帰国後の養生に、この治療の結果が左右されますので、特にひと月ほどは食事や生活法に注意が必要です。
後日、必要な検査を受けて、身体の変化を確認しようと思います。
ちなみに、体重は4キロほど減ってました。
お隣のおじいちゃんが今日退院しました。
私は約1ヶ月ここにいますが、今は一番入院患者が少なくて、おじいちゃん退院後、入院患者は(パンチャカルマ病棟全体で)5人になってしまいました。
とても静かな病院です。。。
さて、これは帰国後の話になりますが・・・
股関節や腰(先天性臼蓋形成不全)の症状は、治療が終わってすぐではなく、帰国して2週間後くらいにその改善を感じました。
「あ…前はこういう動きができなかったな」とか「足腰が強くなって、体力がついたな」とか「立ち仕事が前より長い時間できるようになったな」とか。暮らしの中で気づく感じです。
数年経過観察している腹部腫瘍についても、帰国して1か月後位に、(日本でいつも診てもらってる病院で)検査を受けてみなさいと言われました。
ここでポイントとなるのが、治療後の後養生の重要さです。
だいたい、パンチャカルマ入院した期間と同じくらいの期間、食事、生活、運動、その他、医師の指示した後養生をおこないます。
この後養生を守るか守らないかで、治療結果が大きく変わります。
特に帰国して1~2週間の生活がカギで、
ここで後養生をすれば、とても良い結果につながります。
ここで無理をすれば、パンチャカルマを行う前よりも悪くなる可能性もあります。
パンチャカルマは医師や看護師や薬に頼る治療ではなく、
患者が能動的に治療計画に参加するのだということを、よく理解しておくことが大変大切です。
帰国してからの後養生をメモした紙↓
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2018年
5月
09日
水
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
帰国前にコンディションを整えるため…と予備日をもうけていましたので、今日は治療なしの休息日です。
滞在計画するときに、できれば治療なしの休息日を1-2日とっておくのは、体調を整えられて、心の準備も、荷物の準備もゆっくりできてすごくおススメです。
なんと、今朝は雨が降りました!
ここマハラーシュトラ州の乾期は6ヶ月続き、その間、ほとんど全く雨は降らないそうです。
早朝、マウシーと一緒に「パウス♪あめ♪バラシ♪」と窓の外を眺めていました。
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日は若いセラピスト達に教えてもらってWhat’s up というSNSをインストールしました。
美人に撮れるアプリも教えてもらって、みんなでワイワイ写真撮影しました。
インドの人は、みーんなセルフィがすごく上手です。
最後に残った日本人3人。(美人アプリ使用中)
日本人のいる安心感ったらない。この二人のおかげで、楽しい入院生活になりました。
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5月
09日
水
インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
退院日です。
恒例の玄関でのセルフィー記念撮影をして、タクシーに乗り込みました。
なんの問題もなく、安全に、快適に毎日を過ごせて、良い治療を受けれたことに感謝です。
病院の皆様、サトヴィックの佐藤先生、一緒に滞在した日本人の皆様、本当にありがとうございました!
今回のパンチャカルマで、一番しんどかったのが、帰りのタクシーでした。。。
ワゴリ〜ムンバイまで、パーキングエリアでのトイレ休憩込みで4時間。
(行きはプネ空港からワゴリに向かったので、タクシーで30分ほどでした。私のように車がしんどい方は往復ともプネ空港を利用するのがいいと思います。。)
普通の道なら大丈夫なのですが、高速道路に入るまでのガタガタ道で車酔いして、途中で(念のため日本から)持参していた酔い止めを飲みました。
それでも、ムンバイ空港到着時間もだいたい読み通りで、空港に着くころには無事(車酔いから)回復して、(病院で作ってもらった)お弁当をロビーで食べて、少しおみやげ屋さんをのぞいて、順調に日本に帰りつくことができました。
ここでは書き尽くせないほど、たくさんの皆さんに支えられて、感謝感謝の1ヶ月のインド滞在となりました。
退院時、恒例のセルフィー記念撮影。
この写真、手前の男性がセルフィーしてるんですよ!上手ですよね?!
(以前テレビ取材も受けた優秀なドクターなのに、セルフィー上手だからと毎回誰かが帰るたびに撮ってもらってました(笑))
タクシーの後部座席から。(この時はまだ余裕があった…)
ワゴリからムンバイ空港まで4500ルピー(だったと思います)
サービスエリアで10分ほど休憩。
運転手さんはご飯食べに行ってましたが、私は(退院後なので)もちろん一切何も口にしませんでした。でも、いろいろお店があって楽しくて、良い気分転換になりました。
(トイレは耐えられるレベルの衛生で助かりました。)
インドっぽいお店以外に、マクドナルドとかも入ってました。
ムンバイ空港の免税店はすごく充実してました。
今回の旅、最初で最後のお買い物ポイント♪
戦利品は銅の水差し♪
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